自立生活援助とは

自立生活援助とは、精神科病院などの入院や施設入所支援、共同生活援助などの福祉サービスを受けていた方が退院・退所された際、一人暮らしを始めるにあたって、定期的にご自宅に訪問し、生活上の困りごとに関して相談に応じ、必要な情報を提供したり助言するなどの援助をすることをいいます。

サービス内容

定期的にご自宅に訪問し、あるいは、随時ご本人からの連絡を受けて訪問することで、ご自宅で自立した生活を営むことのできるよう、ご本人の立場や視点から工夫できることを考え、サポートしていきます。

また、行政や病院、福祉サービス事業所など関係機関との連絡調整を図り、ご本人が自立した日常生活が営めるように必要な援助をしていきます。

利用期間は原則1年です。

原則1割負担となります。

市区町税が非課税の方、生活保護を受給されている方の負担はありません。

詳しくは市区町村の担当課にお問い合わせください。

就労定着支援ならびに地域定着支援との併給はできません。

地域生活支援センターリヒトでは、これまで自立生活援助と同じようなアプローチの支援を、地域定着支援で行なってきました。

しかし、地域定着支援はご本人が自覚的にSOSを発信できる方にとってはとても有効なのですが、ご自身でなかなか大変だと言い出せない、あるいは、今自分の身の回りで起こっていることが大変なことだと思えない方にとっては、地域定着支援の緊急時対応では十分な対応ができない場合もありました。

リヒトにとっての自立生活援助は、いわば「おせっかい」なかかわりであり、本人がそれほど希望していなくても、定期的にご自宅に訪問することで、支援者側から積極的に暮らしのサポートをしていこうとするものです。

こうしたプッシュ式の支援を必要とするな方が少なからずいらっしゃると考え、リヒトは自立生活援助事業の事業指定を受けることにしました。

具体的なサービス内容は、ご本人と相談しながら実施していきますので、ご安心ください。