リヒトの沿革

概要

地域生活支援センター リヒトは、2004(平成16)年10月1日に精神保健福祉法に規程されている社会復帰施設、「精神障害者地域生活支援センター」として開所しました。

障害者自立支援法が施行された2006(平成18)年10月に東京都より相談支援事業所の指定を受け、狛江市より障害者相談支援事業と地域活動支援センター1型事業の委託を受けました。

また、2012(平成24)年4月1日より、新たに指定特定相談支援事業(計画相談)の指定を狛江市より受け、同年9月に指定一般相談支援事業(地域移行支援・地域定着支援)の指定を東京都より受けました。

2015(平成27)年4月から2018(平成30)年3月末まで、東京都より精神障害者地域移行促進事業を受託し、主に23区下谷圏域の精神科病院の担当となり事業を実施していました。

2018(平成30)年9月1日。東京都より自立生活援助事業の指定を受けました。

2003(H15)年4年〜2004(H16)年3月(法人化移行期)

背景

  • 家族会「さつき会」を中心に、2003年6月NPO狛江さつき会を設立。法人となる
  • 同時期に精神障害者地域生活支援センター準備会を実施(おおよそ1年間)。
  • 準備会は、多摩地区の支援センター(府中・八王子・立川など)に見学し支援センターをどのようなものにするのかを検討していた。同時に狛江市主管課は支援センターの要綱などを集めていた
  • 当時は、調布市布田に『狛江調布保健所』がありバックアップしていただいていた。

2004(H16)年4年〜2004(H16)年10月(地域生活支援センター設立準備期)

  • 2004年4月。精神障害者地域生活支援センターとしては開設できず、10月1日開所を目指す。
  • 2004年4月よりあいとぴあセンター3階の1室(それまではプールスタッフ室)をお借りすることが出来た。
  • NPO狛江さつき会主催の連続講座「精神保健福祉講座」実施(5月〜8月まで)
  • 精神保健福祉講座にかかわったスタッフが、生活支援センターの骨子を考える作業を行なう。
  • 施設面での制限(現在の半分の広さ)があったため、フリースペース中心の支援を行う枠組みを準備した。
  • 当時は市内に精神科のクリニックが無く、墨岡クリニック受診者が市民の多数を占めていた。そのため、フリースペースの無い「きぬた」とは違った特徴を示す必要があった。
  • 2004年10月からの地域生活支援センター開設は、東京都に精神障害者地域生活支援センターが多数有るという理由で国から認められず、東京都の単独事業として事業費を狛江市と折半し事業開始となった。(東京都300万円+狛江市300万円|半期)

事業報告会の歴史

地域生活支援センターリヒトの事業を利用者・関係機関・地域住民に対して報告する会。2005年度より原則、2年に1度の頻度で実施している。

2005年度 第1回 2006年3月17日実施
[事業報告会2005]:事業全体の説明
会場:あいとぴあセンター4階講座室

2007年度 第2回 2007年12月8日実施
[事業報告会2007]:「地域生活」と「支援」について考える
会場:あいとぴあセンター1階研修室ABC

2009年度 第3回 2009年11月28日実施
[事業報告会2009]:「私たち(登録者)にとってのリヒト」・会場との対話
会場:あいとぴあセンター4階講座室

2011年度 東日本大震災のため中止

2013年度 第4回 2014年2月8日(大雪のため中止) 事業報告会2013は幻に…

2014年度 第4回 2014年4月12日実施
[事業報告会2014]:「フリースペース」から生活支援を拓く
会場:あいとぴあセンター4階講座室

2015年度 第5回 2015年12月12日実施
[事業報告会2015]:地域移行支援と地域定着支援のいま
会場:あいとぴあセンター4階講座室

2017年度 第6回 2017年12月13日実施
[事業報告会2017]:「フリースペースを遠く離れて〜精神障害者地域生活支援センターの終わり」
会場:エコルマホール6階 展示・多目的室

2019年度 第7回 実施