「ふらっとなんぶ」見学報告

11月13日(木) メンバー2名、スタッフ2名で「ふらっとなんぶ」の見学に行きました。当日は13時にリヒトを出発し、中和泉のバス停まで歩いて南巡回のこまバスに乗車。メンバーとは、それぞれの最寄りのバス停からの乗車や、現地での待ち合わせで合流しました。南部地域センターで下車し、徒歩4~5分のところに「ふらっとなんぶ」はあります。

■ ふらっとなんぶはどんなところ? 

狛江市社会福祉協議会(以下、社協)コミュニティソーシャルワーカーの中山さんがご対応くださいました。事前にメンバーからの質問をメールで送っていたため、その内容も盛り込んで丁寧にご説明いただきました。「ふらっとなんぶ」は、市民の方が提供してくださった一軒家を、市が借り上げてリフォームし運営している施設です。リフォームされたばかりで綺麗で、暖かみのある雰囲気でした。運営は狛江市社協、高齢者施設のこまえ苑を運営する社会福祉法人狛江福祉会、ボランティア団体の子育ての輪の3団体に市役所から委託されており、それぞれのスタッフが常駐しています。

1階はフリースペースとして、和室とテーブル席の2部屋があります。テーブルの部屋にはテレビがあり、みんなでYouTubeを見たり、絵を描いたり、使い終わった切手をカットして寄付するボランティア作業を手伝ったりと、自由に過ごせる空間です。ウォーターサーバーや、フリードリンクとして紅茶・コーヒーなども完備されています。ゴミは持ち帰りになりますが、1階では食事やお菓子の持ち込み・飲食が可能です。少し歩きますが近くにコンビニもあり、ご飯を買ってふらっとなんぶで食べることもできます。2階には、乳幼児とその家族向けの部屋と相談室があります。乳幼児向けの部屋にはキッチンやベビールームが設置されており、ミルク作りやおむつ替え、授乳などが可能です。相談室は個室で、困りごとの相談ができるようになっています。庭には畑があり、畑作りが上手なボランティアさんが育てた野菜を、自ら収穫して自由に持ち帰ることができます。

■ 開所時間・イベント 

誰でも利用可能なフリースペースは、月・火・木・金曜日の9時~17時に利用可能です。 また、水曜日の12時~17時は、子どもと若者の居場所として開放しています(対象は小学生~20代)。今はポケモンカードバトルが流行しており、スタッフの中に審判員の資格を取得した方もいらっしゃるのだとか。学校にいけていない子や、お話が苦手な子も、ゲームを通じて仲良くなり新しい友達ができているとのことでした。

イベントも活発に行われています。子どもから高齢者まで集まる「将棋サロン」、毎週木曜の13~15時に多機能型事業所パザパの方が本格的なコーヒーや紅茶を提供してくれる(有料)「ふらっとなんぶ café」、講師を招いての「生きづらさを抱えた方の語らいの場」などを開催しています。 リヒトから事前に質問していた「健康マージャン」は、毎週木曜10時~12時まで開催され、老若男女問わず人気のあるイベントです。現在3卓用意しているとのことですが、毎回満員になり場所が狭く感じるほどの人気ぶりでした。上記以外にも色々なイベントを行っています。

気になる方はホームページhttps://welfare.komae.org/s_list/reg_volunteer/flat_nanbu/ や、 あいとぴあセンター(社協受付)にもスケジュール表が置いてありますのでチェックしてみてください!

見学に行ったメンバーからは、「どうやったら登録できるのか」「月刊スケジュールはどうすればわかるのか」といった質問があがりました。 登録には所定の申込用紙があり、氏名、住所、連絡先、緊急連絡先などを記入します。連絡先にメールアドレスを記入すると、毎月「ふらっとなんぶ」から翌月のスケジュールをメールで送っていただけるとのことでした。これを聞いて、早速登録をしたメンバーもいました。また、交流の様子についても伺いました。「ふらっとなんぶ」は建物の構造上、部屋が分かれていることもあり同世代で集まりがちですが、プログラムやカフェ、eスポーツやちぎり絵といった活動を通じて、世代を超えた交流を図っているそうです。

最後に、リヒトのパンフレットと機関紙『五本松』をお渡しし、「ふらっとなんぶとリヒトが、今後何かしらの形で関わっていけたらいいですね」とお話しさせていただきました。 お忙しい中、丁寧にご対応いただきありがとうございました。

〜参加メンバーの感想〜

  • 狛江市「ふらっと・なんぶ」見学記

南部地域センターすぐそばの多世代交流施設「ふらっと・なんぶ」にふらっと行ってきた。  外観は古めだけど中はピカピカ。平日の昼間で利用者は10人程度だったけど、満員の20人賑わいも見てみたかった。1F交流室の目玉は巨大モニター。映像配信用がメインでゲームはほぼNG…勿体ない!  レトロゲーム大会か映画上映会やってくれたら最高なのに。  その横のアナログゲームコーナーは最高で、ウノ・ジェンガ・ナンジャモンジャ・はぁっていうゲームがズラリ。  同世代の人が黙々と遊んでいて「ここに来ればすぐ友達できる」と実感。

2Fは乳幼児フロア。ままごと・楽器・ぬいぐるみ・ボールが豊富で、授乳室&オムツ替え完備。  ママたちの笑い声が響いて、まさに近所の憩いの場。漫画コーナーに『映像研には手を出すな!』があって「やりたい事やるべし!」のメッセージにグッときた。  スタッフさんは仕事中でも他の仕事に手を出してしまう地域密着型で、愛が伝わる。結論、この施設は一言で言うと 「居場所」。  疲れたとき、誰かと話したいとき、ふらっと寄れば必ず誰かがいる。  狛江にこんな場所があるなんて贅沢すぎる!  次は自分でレトロゲーム持ち込んで盛り上げたいな。(地元民より)

  • 見学の感想 

外から見たら普通の民家の2階建で1階からリビングを見て、部屋がやわらかい雰囲気でした。2階には赤ちゃんがいてパソコンをやっている人もいました。無料でコーヒーが飲めたのが嬉しかったです。今後も通ってみたいと思いました。(M.T)