9月の調理プログラム

〜鮭ごはん・春巻き・玉子焼き・卵スープ〜

旬の食材を食べよう

9月6日(土)にメニュー決めをしました。参加者はメンバー1人スタッフ2人です。秋の食材を中心にメニュー本やスーパーのチラシを見て気になるものを探します。秋刀魚・舞茸の天ぷら・春巻き・炊き込みご飯など候補が挙がります。

参加したメンバーから、この中だと春巻きが食べてみたいと話があり今回は春巻きを作ることとします。春巻きのメニューを調べると中に入れる具材がたくさん出てきます。気になる具材を書き出しておおよその予算を決めます。

春巻きの具材はえび・鮭・大葉・椎茸が候補に上がりました。それぞれの値段をチラシを見ながら調べているとメンバーから「鮭ごはん食べたいわね!」と提案がありました。春巻きをメイン料理としていましたが、鮭ごはんをメイン料理とし、副菜を春巻き・スープとすることに。スープはメンバーより玉子スープがいいと話があり、今回は鮭、大葉、椎茸を使い鮭ごはんを作り、えび・大葉を使って春巻き作り、椎茸と卵でスープを作ることとしました。参加費は450円です。

9月12日(金)の買い出しは参加予定のメンバーの体調不良によりスタッフのみで行いました。

卵がたくさん!どうする?

1週間前のメニュー決めでは参加者が1人のみでしたが、その後2人加わり、9月13日(土)の調理プログラムはメンバー3人・スタッフ2人の計5人での実施となりました。

作り始める前に前日の買い出しにて10個入りの卵を買っていました。スープ用は卵4つを予定していた為、残り6つを何にするか考えます。スタッフから玉子焼きを作るのはどうでしょう?とメンバーに提案すると、「食べたい!玉子焼きにしましょう!」となり、メニューがさらに1つ加わりました。

丁寧に調理

調理を始めます。まずは鮭ごはん作りです。大葉・椎茸をメンバーのAさんとBさんが細かく切ります。お米は3合はかってCさんが研ぎました。スタッフが調べてきたメニューでは鮭を切らずに入れるとありましたがAさんとCさんから「切った方が良いのでは?」と提案があり、Aさんが皮を剥き骨を取って丁寧に切ってくれました。料理酒・しょうゆ・和風だし等の調味料と切った具材をお釜に入れてごはんを炊きます。

次に春巻き作りです。大葉とえびを準備します。大葉は軸を切り水気を取ります。えびは解凍させたのちに1cmくらいに切り塩こしょうで味付けをします。スタッフより、揚げたての春巻きを食べたいので揚げるのは最後にして、その間にスープや玉子焼きを作っておくのはどうでしょう?と提案をしました。メンバーも「その方がいいね」との事で、次に卵スープと玉子焼きを作ります。

スープの材料は卵と椎茸です。だしは和風だしとコンソメスープのもとの二つがありました。どっちを使うかCさんとスタッフで相談し和風だしを使うことにしました。鍋に水を入れて和風だし・椎茸を入れて沸騰させ、沸騰したら溶き卵を回し入れます。「上手くできるかな」と恐る恐る溶き卵を流し入れるCさん。慎重に入れた末に上手くできました。ごま油・しょうゆで味付けして完成です。

玉子焼きは甘めの味付けとしょっぱい味付けと好みが分かれます。スタッフからメンバーに好みを聞くとしょっぱい味付けの方が好みとの事でした。しょうゆ・和風だしで味付けをし、Bさんが卵をといてくれました。これから焼いていこうと思った時、玉子焼き器が見つかりません。Bさんとスタッフで探したものの玉子焼き器が見つからず、今回はフライパンを使いました。フライ返しを使って何度も整え、何とか作ることができました。

いよいよ完成

春巻きづくりに戻ります。春巻きの皮に大葉・えびの順で乗せて巻いていきます。水溶き片栗粉で端を留めて揚げていきます。思ったよりも早くきつね色にこんがり揚がり、Aさんとスタッフで素早くバットへ並べました。「美味しそうな匂いがする!」とメンバーから声があがります。

春巻きが揚がった頃にちょうど鮭ごはんも炊き上がりました。「すごく美味しそうだよ!」とCさん。蒸らしてかき混ぜて完成です。

全ての料理が揃い実食!「鮭ごはん美味しい!味付けがちょうどいい」「春巻きがパリパリで美味しい」等の感想があがります。ごはんもスープも沢山ありましたが皆さんおかわりしてあっという間になくなりました。

旬の食材や個人的に食べたいもの等リクエストをいただき、今回も参加者の皆さんと協力して美味しく作ることが出来ました。今まで参加したことのない方も次回の参加はいかがでしょうか?お待ちしています。