4月のリヒトタイム

4月19日(金)に実施したリヒトタイムにはメンバー4人とスタッフが3人参加。フリースペースで開催しました。

フリースペースにお花を飾りたい

前回のリヒトタイムで話題になった「フリースペースにお花を飾りたい」という意見に対し、アンケートを作成しこの1ヶ月間フリースペース内でアンケートを掲示、その集計結果をリヒトタイムで確認しました。結果は、フリースペースでお花を飾ることに対しアンケートに答えて下さった方は全員賛成意見でした。お花のお世話をしたいと希望している人が3人以上集まったため「(仮)花部」を立ち上げ、そこでどうやって運営していくか話しあっていくことになりました。

喫茶コーナーの飲み物について

リヒトには喫茶コーナーがあり、緑茶、コーヒー、紅茶、カフェオレなどティーパックやスティック状になっているインスタントの飲み物を10円〜30円で置いています。前回のリヒトタイムで、飲み物の種類を変えたい・増やしたいという提案があり、こちらもどういう飲み物を置いて欲しいかアンケートを取りました。結果は、ほうじ茶オレに5票、抹茶オレ・ココアオレに4票入っていました。スープも置いてほしいと前回意見が挙がり、こちらもアンケートを行ったところスープはポタージュに4票、コンポタージュに3票入っていました。

ほうじ茶オレが一番人気でしたが、いつも買いに行っているOKストアには売っていないかもしれないと話題になります。抹茶オレやココアオレは以前喫茶コーナーに置いていたことがありました。メンバーから「抹茶オレとココアオレは置いてほしい」、「ココアオレはよく売れていた」という意見が出る一方、スタッフから「過去に購入した抹茶オレは置いて欲しいと強い希望があり置いたものの、売り切れなくて賞味期限間近だったと聞いている」と意見が出ます。メンバーからは「本数が少なめのものを置くのはどうか」という意見が挙がりますが、それだと「元が取れなくなって値段が上がるかもしれない」といった心配した声もありました。司会から「1本に対し出せる金額はいくらだろう」とみんなに尋ねると「30円以上は厳しいかな」という意見が多く出ました。その後話し合いで以前人気だったココアオレは購入し、抹茶オレは買い物に行った際に金額を計算し30円以下になる場合は購入する方向になりました。

またスープについて、「前回のリヒトタイムの時は寒かったこともありスープを飲みたいといった声は多かったですが、これから暑くなるが飲む人がいるかが心配」と司会から投げかけます。するとメンバーからは前のめりで「小腹が空いたら飲みたい!」「僕はあったら飲みます!」と声が上がりました。お試しで一番人気だったポタージュを1箱購入することにしました。

麦茶

またフリースペースでは「麦茶は昔無料だった。無料に戻らないのか」「1杯10円は高い」と声がありました。そこで施設長に無料から有料になった経緯を確認し、リヒトタイムで共有をしました。以前はコーヒーメーカーを業者からレンタル、コーヒーが1杯50円でそこで得た利益で麦茶の金額を補っていました。しかしコロナが流行しフリースペースを閉めていた時期もあったためコーヒーメーカーのレンタルを終了。インスタントのコーヒーに切り替えて麦茶分が補えなくなり有料になったとのことでした。

リヒトタイムでは「1杯5円にしてほしい」「麦茶券を作って◯杯100円とかで売ったらどう?」「麦茶カードを作ったら」「1ヶ月10円のサブスクにしてほしい」と言った意見がそれぞれ上がりました。スタッフからは「麦茶で仕事が繁雑になるのは困る」、「安くして赤字になれば続けられない」、「1日30円で飲み放題はどうか」と意見を出しました。リヒトには浄水器があるため、「喉が渇いたら水に氷を入れて飲むよ。お金かからないから」と言う意見が出て参加者はそれに同意します。色んな案は出ましたが一旦金額は変えず今のままでいいのではないかという結論になりました。

麦茶は5月に再開、値段は今までと変わらず10円のままになります。

プール利用時の料金について

リヒトでは第2・4火曜日にプールのプログラムがあります。あいとぴあセンター4の階プールでインストラクターの方がついてくださりプールの中を歩いたり、泳いだり、水中バレーをしています。

今までプール代として1回100円頂いていましたが、前年度分からリヒトは市の委託事業のためプール代を支払わなくていいと市役所から連絡がありました。そのため今年度からプール代は無料となります。前年度集めたお金に関してはリヒトの自主活動費とさせていただくことになりました。

4月の調理プログラム報告

〜お好み焼き プリン〜

4月6日 メニュー決め会議

メニュー決め会議には、メンバー2名とスタッフ2名が参加しました。

会議では、「簡単ですぐできるものがいい」「お好み焼きがいい」「デザートもある方がいい」などの意見がメンバーから出されました。

 そして今回は久しぶりにメニュー決めに参加してくださったメンバーから意見が出たお好み焼きに決定、そしてデザートとしてプリンを作ることになりました。

 お好み焼きと言ってもいろんなバリエーションがあります。そこで今回はお好み焼き粉を使うことに決め、中に入れたい色んな具材を皆で考えました。

お好み焼きの作り方は家庭や地域によって異なり、「これは外せない」という材料が人によって違うものです。メンバーから出されたのは卵、キャベツ、蒸し海老、チーズ、豚肉、ネギ、揚げ玉や紅生姜などなど。また「豚肉は多めがいい」などさまざまな意見が出ました。

活気ある雰囲気の中、具材のアイデアが出揃ったところで材料の値段を調べて予算を立てます。全てを揃えるとなると材料費がかさんでしまうため、材料を絞り込むことにしました。この時期、キャベツの値段が不作によって高値になっており、キャベツのかさ増しとしてもやしも入れることに。さらなる検討の結果、豚肉・チーズのお好み焼きを作ることになり、トッピングは青のり、プリンはプリンの素を使って作ることに決定しました。

4月12日 買い出し

買い出しに参加したのはメンバー1名とスタッフ2名です。

13:00に参加メンバーが来所し、参加メンバーはテーブルの上に置いてあった大きな買い物バッグの一つをさっと持ってくれました。そしてこまバスで慈恵医大近くのOKストアに向かいます。バスに乗る時は今にも雨が降りそうな天気でしたが、小雨程度で店内に入ることができました。

今は物価が上がっていく傾向にあるため、予算の枠内で収まるように値段をチェックし計算しながら材料を揃えていきます。プリンの素の置いてある場所をお店の人に聞き、キャベツが一時期よりも安くなっているのに喜んだりしながら材料を集め、想定していた金額より安く全てが揃いました。こうしてバスの時間を気にしつつも楽しく買い物をすることができました。

4月13日 調理プログラム

 プログラムはメンバー3名とスタッフ2名で行いました。

参加メンバーは早めに集合し、スタッフと一緒に材料など必要なものを調理室に搬入します。そして今日の手順をホワイトボードに書いて確認しました。

その後、プリンを作るグループ(2名)とお好み焼きを作るグループ(3名)に分かれ作業に入りました。

冷やす必要のあるプリンからまず作り始めます。鍋で牛乳を温め、プリンの素を牛乳によく溶かすことがポイントとレシピにあったため、担当したメンバーは弱火にかけながら丁寧にかき混ぜて溶かしていきました。静かに鍋をかき混ぜる表情は真剣です。

お好み焼き班のメンバーは、まずお好み焼き粉に水を入れて生地を作りました。その後キャベツやチーズを切り、材料が揃ったところで生地に卵を入れ、その後に具を入れて混ぜます。メンバーは途中で出た汚れ物を洗って布巾で拭くなどの作業もしつつ、段取りよく作業を進めて行きました。

そしてフライパンに合わせた材料を平らに広げ、薄切り肉をその上に乗せ、裏返した時にお肉がこんがり、パリッとするまで焼きました。

お好み焼きが色よく焼けると、メンバーの1人がマヨネーズ、お好みソース、青のりで綺麗に盛り付けをし、スタッフが写真撮影を行ないました。

その間に他のメンバーの1人が余った卵で卵焼きを作ってくれました。家でもよく作るとのことで、手慣れた様子で作業を進め、塩胡椒の美味しい卵焼きができました。

こうして完成し皆でお好み焼きを食べ始めました。プリンは最後のお楽しみです。

食べている時に「チーズがきいてる!」「美味しい」という声が上がりました。一人前がかなりのボリュームで本当にお腹がいっぱいになったのですが、食べ終わった頃、メンバーがプリンにカラメルソースをかけて仕上げをすると、それも皆しっかり完食しました。

お腹いっぱい、満足感のある楽しい調理プログラムとなりました。

主任相談支援専門員配置加算の公表

 地域生活支援センターリヒトは、2024年4月より「主任相談支援専門員配置加算」対象事業所となりますので、公表いたします。

 地域生活支援センターリヒトは「主任相談支援専門員配置加算」対象事業所として、「東京都相談支援従事者主研修」を修了した専門的な知識及び支援技術を持つ主任相談支援専門員を配置しています。
 今後もより一層、狛江市地域自立支援協議会への参画や、地域づくりならびに人材育成などに協力し、地域の中核的な役割を担えるよう努めてまいります。